代表の想い
Message from CEO
人が幸せになる経営を日本の企業文化に
全ては人の幸せから
「人が幸せになる経営を日本中に広めていきたい」私がそんなふうに考えるようになったのは、自分自身の経験から。私は数年前まで、父から受け継いだ会社を経営していました。そこでは健保組合向けヘルスケア事業のほか、メディアサイト『健康経営の広場』を運営。健康経営に取り組む日本全国の経営者へのインタビューを通じ、様々なことを学びました。
従業員に対して深い愛情を持ち、人を大切にする会社では、みんながやりがいを感じながら仕事をし、活気に溢れている。仕事が生きがいになっている。そんなシーンを目の当たりにし、何度も深い感動を覚えました。それと同時に、このような経営ができる企業が今の日本にどれくらいあるのだろうかとも考えていました。実際、2018年の米国ギャラップ社の調査によれば、日本の従業員のうち、熱意を持って働く人はわずか6%しかいないという結果が出ています。
人は、仕事に人生の多くの時間を費やします。その仕事に情熱を持って取り組めないとしたら、これほどの不幸があるでしょうか。また、仕事に熱意を持てなければ、生産性や創造性も高まらず、企業にとって大きな痛手であることは言うまでもありません。
働きがい・生きがいは幸せな社会の源泉
ではなぜ、熱意を持って働いている人がこれほど少ないのでしょうか。以前、私が経営していた会社では、健保組合を通じて家庭用常備薬の提供などを行っていたのですが、ドラッグストアやネット通販の台頭により業績が悪化。懸命に経営の立て直しに取り組みましたが、最終的には会社を手放すことに。
何よりの心残りは、売上や利益にばかり目を向け、従業員の気持ちに寄り添わず、独り相撲をとっていたこと。企業にとって一番大切なのは人。従業員の気持ちを蔑ろにし、彼らの熱意を失わせてしまっていたことに気づき、経営者失格であると大いに反省しました。そして、一人ひとりの働きがい・生きがいを応援することで人も社会も幸せにする。そんな組織を作りたいと強く願うようになりました。
94%の人の熱意を燃え上がらせる
今、熱意溢れる従業員が6%しかいないということは、残りの94%の人が仕事に働きがい・生きがいを感じられれば、一体どれほどの人が幸せになり、どれほどの活気が社会に生まれることでしょう。人が幸せになる経営をしている、あるいは目指している企業。仕事にやりがい・生きがいを求めている人。働く人の予備軍である学生、主婦、シニアの皆さんに伝えたいことがあります。
それは、同じ想いや志を持つ人たちが集まることで生み出されるパワーや創造力は、計り知れないものであるということ。皆さんの想いやパワーをここに集結させ、「人が幸せになる経営」を日本の企業文化として定着させていきませんか!