社会課題

日本の働き方の現状

働きがいを感じる人は、たった5%

ギャラップ社「日本の職場の現状 2024年版」によると、
日本の従業員のうち「働きがい」を実感している人はわずか5%に留まっています。

その背景とは?

働くことへの諦めと恐れの蔓延

「お金を稼ぐために働く」という考えが主流となり、
個性や情熱を追求することを諦めてしまう人が増えています。
高齢化社会とAIの進歩により、不安が高まり、
「生きがい」や「働きがい」がより遠いものに感じられています。

組織マネジメントの機能不全

ギャラップ社の調査では、日本の企業で働きがいを感じている従業員は
わずか5%という深刻な数値が示されており、
組織マネジメントの機能不全が警告されています。

人口減少社会への突入

労働力不足により、多様な人材(若者、シニア、主婦など)の
積極的な参加が求められています。
そのため、企業は「IKIGAI」を中心とした環境づくりと、
個人の想いを大切にする組織マネジメントが不可欠です。

Mission

ミッション

95%の"はたらく"を熱くする

私たちは、この95%を「眠っている可能性」と捉えています。
働くことへの諦めを捨て、一人ひとりが自分らしい「IKIGAI=生きがい」を持ち、
働くことも、生きることも、諦めずに歩める社会を実現します。

働くことが人の可能性を奪うのではなく、
可能性を解き放つものになる未来。
独自フレームワーク「IKIGAImandala™︎」を軸に、
企業・地域・教育の場と協働しながら、
人と組織が「あり方」から変わる仕組みを広げています。

Vision

ビジョン

働くことが人の可能性を解き放つ社会へ

IKIGAImandala™︎

働くことが人の可能性を奪うのではなく、
可能性を解き放つものになる未来。
独自フレームワーク「IKIGAImandala™︎」を軸に、
企業・地域・教育の場と協働しながら、
人と組織が「あり方」から変わる仕組みを広げています。

Values

私たちのバリュー

働くと経営を
ワクワクに進化させる

従来の働き方や経営のあり方を根本から見直し、一人ひとりがワクワクしながら働ける環境と、それを支える経営システムを創造します。

どんな本音も
知恵へ進化させる

隠された本音や声にならない想いを大切にし、それらを組織の成長と変革につながる知恵として昇華させていきます。

手を取り合って
創造力へ進化させる

一人ひとりの力を結集し、協働を通じて新しい価値や解決策を生み出す創造的な組織文化を築いていきます。

Message

代表の想い

人が幸せになる経営を日本の企業文化に

全ては人の幸せから

「人が幸せになる経営を日本中に広めていきたい」私がそんなふうに考えるようになったのは、自分自身の経験から。私は数年前まで、父から受け継いだ会社を経営していました。そこでは健保組合向けヘルスケア事業のほか、メディアサイト『健康経営の広場』を運営。健康経営に取り組む日本全国の経営者へのインタビューを通じ、様々なことを学びました。

従業員に対して深い愛情を持ち、人を大切にする会社では、みんながやりがいを感じながら仕事をし、活気に溢れている。仕事が生きがいになっている。そんなシーンを目の当たりにし、何度も深い感動を覚えました。それと同時に、このような経営ができる企業が今の日本にどれくらいあるのだろうかとも考えていました。実際、2024年の米国ギャラップ社の調査によれば、日本の従業員のうち、熱意を持って働く人はわずか5%しかいないという結果が出ています。

人は、仕事に人生の多くの時間を費やします。その仕事に情熱を持って取り組めないとしたら、これほどの不幸があるでしょうか。また、仕事に熱意を持てなければ、生産性や創造性も高まらず、企業にとって大きな痛手であることは言うまでもありません。

働きがい・生きがいは幸せな社会の源泉

ではなぜ、熱意を持って働いている人がこれほど少ないのでしょうか。以前、私が経営していた会社では、健保組合を通じて家庭用常備薬の提供などを行っていたのですが、ドラッグストアやネット通販の台頭により一時業績が低迷しました。しかし、そこから懸命に経営改革に取り組み、事業を再生。その価値が高く評価され、最終的には大手企業へのバイアウト(事業譲渡)を成功させることができました。

しかし、経営者として成功を収める一方で、かつての私は売上や利益にばかり目を向け、世間からどう見られるか、どう期待されているかという外側の評価(他人軸)に縛られ、「自分一人で何とかしなければ」と意地になって独り相撲をとっていました。結果として、従業員の気持ちに寄り添えず、彼らの熱意を活かしきれていなかったことに気づきました。

しかし、この経営危機を通じて、私は意識の大きな転換を経験しました。不安な状況でも残ってくれた従業員のありがたみに気づき、心からの感謝が湧いたのです。この感謝が、私自身の「どうありたいか」という自分軸と強く繋がり、他人軸だけの一本足打法から、自分軸との二本足で立つことの大切さを痛感しました。

企業にとって一番大切なのは人。この真実を、理念としてではなく、心からの実体験として腑に落としたからこそ、一人ひとりの働きがい・生きがいを応援することで人も社会も幸せにする。そんな組織を作りたいと強く願うようになりました。

95%の人の熱意を燃え上がらせる

今、熱意溢れる従業員が5%しかいないということは、残りの95%の人が仕事に働きがい・生きがいを感じられれば、一体どれほどの人が幸せになり、どれほどの活気が社会に生まれることでしょう。人が幸せになる経営をしている、あるいは目指している企業。仕事にやりがい・生きがいを求めている人。働く人の予備軍である学生、主婦、シニアの皆さんに伝えたいことがあります。

それは、同じ想いや志を持つ人たちが集まることで生み出されるパワーや創造力は、計り知れないものであるということ。皆さんの想いやパワーをここに集結させ、「人が幸せになる経営」を日本の企業文化として定着させていきませんか!

代表取締役 熊倉利和
IKIGAI WORKS株式会社
代表取締役
熊倉 利和
KUMAKURA, Toshikazu

略歴

1996年 あさひ銀行(現:りそな銀行)に入行、01'退職。
2002年 慶応義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)に入学、04'卒業。
2004年 医薬品卸最大手メディパルGPの100%子会社
セルメスタ(現H.U.ウェルネス株式会社)に入社。
2019年 受託臨床検査最大手:H.U.グループに前職企業をバイアウト、
同グループの傘下に入りヘルスケア事業領域の開拓を牽引。
2006年 同GPからセルメスタをMBOにより独立させる。
2021年 任期満了に伴いH.U.グループを退任、
前職企業の健康経営事業部門を譲受、当社を設立。

その他活動

関連団体・メディアサイト

関連団体

日本初の「IKIGAImandala™︎」を活用し、一人ひとりが自分らしい幸せ(IKIGAI)を見つけるための普及・認定活動を行っています。
仕事や暮らしの中にIKIGAIが根付く、活力ある社会を目指します。

メディアサイト

誰もが自分らしいIKIGAIを見出し、共に学び合うための情報発信プラットフォームです。
健康経営やIKIGAI企業の取り組みに関するインタビュー・レポートを通じて、働きがいの知見を広く共有しています。

Podcast

生きがいIKIGAIオタクの熊倉さんと、生きがい初心者代表のえりさんが、「生きがいってなんだろう?」という問いを会話の流れに身をまかせながら一緒に味わっていく、ほのぼのトーク番組。